星野茶

星野茶の歴史は古く少なくとも室町時代からとされています。明治に入り本星野(地区名)の末崎喜一翁が高品質な茶の生産に取り組み京都宇治から玉露の製法を学び伝えた1904年が星野玉露の始まりと言われています。
今も昔ながらの稲わらを材料とした被覆、手摘による摘採を継承しています。

 

星野玉露

茶の旨味はテアニンによるもので根で生成され葉に蓄えられます。
テアニンに日光が当たると渋みの原因となるカテキンに変化します。
玉露は収穫の20日位前から稲わらで作ったスマキにより日光を遮閉する事によりアミノ酸が増加しカテキンが減少します。
被覆により特徴的な香り(覆香)が生じ旨味のある玉露になります。

茶樹は自然の力を活かした方法で

茶の栽培は自然の力を活かした方法で茶樹を育てています。
自然の有機肥料や微生物によって発酵させたボカシ肥料による土作りを行っています。
一回の施肥量を少なめにして分散施肥をしたり、新芽には減農薬を基本とした安全で自然に優しい栽培をおこなっています。